薬の副作用による胃酸過多

胃酸の分泌量は様々な薬によっても大きく左右されることが分かっており、一部の薬の副作用による胃酸過多というのも実はよくあることです。

 

もちろん、胃酸分泌を促進する薬などではない全く無関係の薬の副作用として、胃酸過多があり得るのです。

 

胃酸過多をもたらしうる薬は非常に多岐に渡り種類もまちまちですので、未然にこの種類の薬は警戒すべきといったことは言えませんが、種類を問わず薬を飲む前には副作用を確認すべきです。

 

胃酸過多が起こりやすい薬としては抗菌剤の類いがあります。抗菌剤は体内の特定の細菌を減らしたり退治する薬ですが、それだけに正常な人間の組織にも刺激の強い薬です。したがって胃を刺激し胃酸過多を招くことがあり副作用の報告も多くあるようです。

 

ちなみに抗菌剤服用だけでなく、外科的な手段で胃の除菌を行っても胃酸過多が現れることは少なからずあります。

 

最近ではピロリ菌の除菌が多く行われるようになってきていますが、やはり除菌後に一時的な胃酸過多が出ることが多いため、胃薬を携えておくと安心です。もっとも、ピロリ菌の除菌では医師からの説明があると思います。

 

他にはがん治療薬や抗精神病薬など、強めの薬で胃酸過多の報告が多くありますが、基本的には幅広い薬の副作用として現れうる症状ですのでどれが特別危険とは言えません。薬を処方された際には胃酸過多が起こる可能性を考慮し、常備薬として胃薬を用意しておくことをおすすめします。